6月31日の冷蔵庫

存在しない日付の意味について、そこにある種の葛藤や決意が潜んでいる。

短編ながらも、登場人物のドラマが詰まっているさまは、見事というほかないです。

いい仕事をして誰かに幸せを届ける。そんな後の麦茶は、また格別なり。

日付のズレが心を揺らす――📅🌫️

豆ははこ先生の『6月31日の冷蔵庫』は、「存在しない日付」への違和感をきっかけに、人と人との記憶、孤独、そして日常の裏にある静かな感情を描いた短編です🫧🎐。

大学時代から続けてきたリサイクルショップで働く主人公は、「6月31日に冷蔵庫の見積もりを」と告げられた瞬間に、小さな違和感と謎めいた余白に包まれます🌫️🫠

日常の中に潜む違和感と感情の整理――静かで不思議な感情の保存庫🧊🌙。

もちろん読んでる時間も気持ちのいい時間でした。