ひと夏の逃避行

とても読みやすく、面白かったです。

私をいじめたあいつを、
私は殺した。

それが始まりだった。

まだ体も心も未熟な少年少女は、なけなしの二十万を持って、全てからの逃避行を決行する。


まるでサイモンアンドガーファンクルの『アメリカ』という曲、
それとamazarashiの『とどめを刺して』という曲が頭に浮かぶようだ。


覚悟も何も決められず、二人の貴重な青春の時間や、二度と戻らない夏は、
ものすごいスピードで過ぎ去っていく。

そんな中、二人がたどり着いた場所は……。


お勧めいたします。
ご一読を。

いじめっ子を殺してしまった主人公、一夏。彼女は付き合っている夏彦に助けを求め、二人だけの逃避行が始まり……！？

苦しさや切なさ、そしてスリルが詰まった物語です！
引き込まれる展開なので、是非読んでみてください！

逃避行の不安と緊張感がリアルに伝わる。
警察との遭遇と、
それを乗り切る夏彦の機転にドキドキが止まらない。

一気に読んでしまいました。ネタバレは避けたいので、ぜひ読んでみてくださいとしか言いようがありません。