第2話 ネコ出鬼没

まみ。「はい、どーもー!」


ネコ様「にゃんでお笑い芸人の漫才みたいに、手を叩いて登場するのかにゃあ?」


まみ。「第2話目まで来てくれた方々に、とても感謝しているって意味です。」


ネコ様「それに第1話目で、夢オチで終わったんじゃにゃかったのかにゃあ?」


まみ。「あれって、夢オチとは限らないんです。」


ネコ様「にゃん……だと……?」


まみ。「第1話目で、ネコ界を創造したじゃないですか?」


ネコ様「ネコ界を想像しただけだにゃいかにゃあ?」


まみ。「それで夢から覚めたら、ネコ界を創造した人がネコに転生していたってオチなんです。」


ネコ様「物語を生み出している神様が、ネコ様ににゃったってこと?」


まみ。「そういうことです。」


ネコ様「あのタイトルって、吾輩のことじゃにゃくて、あにゃたのことだったの?」


まみ。「そういう解釈もあります。解釈は個人の自由です。」


ネコ様「じゃあにゃんであにゃたは、ここにいるのかにゃあ?」


まみ。「あのあと大変だったんです。」


ネコ様「すにゃわち?」


まみ。「未来からやってきた神型ロボットの道具を、神ババしてきたんです。」


ネコ様「にゃんで、ネコ型ロボットの道具をネコババしちゃったの?」


まみ。「神の手も借りたくて。周りには神の子一匹いなかったし、神は三日で忘れると思ったので。」


ネコ様「それは全部、ネコのことだにゃあ。」


まみ。「神ババは嘘ですが、神を被っていました。」


ネコ様「被るのも、ネコだにゃあ。ネコババは嘘にゃの?」


まみ。「ネコに誓って嘘はないです。」


ネコ様「にゃんか、ネコに誓っちゃった。」


まみ。「このようになんやかんやあって、神型ロボットの道具のおかげで、ネコ界に転生できたんです。苦しい時のネコ頼みです。」


ネコ様「ネコ頼みって、一体にゃんにゃんだ。」


まみ。「式ネコが精ネコ統一したときのネコ力は、まさにネコ業でした。」


ネコ様「でも話の続きは、にゃんにも考えてにゃいんじゃにゃかったっけ?」


まみ。「ファンタジーなので、冒険するのはどうでしょう?」


ネコ様「冒険にゃら、にゃんか楽しそうだにゃあ。」


まみ。「あと冒険の目的も必要です。」


ネコ様「確かに、にゃんで冒険するんだろう?」


まみ。「三種のネコ器を集めることにしようかと。」


ネコ様「三種のネコ器……。にゃにそれ?」


まみ。「三種のネコ器は、3つあるネコ器のことです。」


ネコ様「にゃんの説明にも、にゃってないにゃあ。どこにあるのかにゃあ?」


まみ。「1つ目は、ネコ奈川県内のどこかにあります。」


ネコ様「にゃんて広いんだ!」


まみ。「2つ目は、ネコ戸市在住のネコ戸牛のお腹の中です。」


ネコ様「取り出すの、嫌にゃんだけど。」


まみ。「3つ目は、東京都千代田区にあるネコ田駅です。」


ネコ様「もうそれ、現代の日本だにゃあ。」


まみ。「違います。ネコ界の日本です。」


ネコ様「ネコ界にも日本があったんだにゃあ。」


まみ。「たった今、このネコ界に日本列島を創造しました。」


ネコ様「そんにゃに簡単にゃんだにゃあ。」


まみ。「あとは敵とか、適当に創造しましょう。」


ネコ様「にゃかまも欲しいにゃー!」


まみ。「風ネコ雷ネコは、どうですか?」


ネコ様「風神雷神にゃのかにゃあ?」


まみ。「貧乏ネコとか、守護ネコとか、最高ネコとかも、全て創造しましょう。」


ネコ様「にゃんで、最高神まで作っちゃってるの?」


まみ。「千と千尋のネコ隠しに登場する八百万のネコ様も仲間にしたいです。」


ネコ様「にゃかまが多すぎだにゃあ。」


まみ。「ネコ出鬼没です。あと神の恩返しの神王にも登場してもらいましょう。」


ネコ様「にゃんかさっきから、神とネコが逆だにゃあ。」


まみ。「巨ネコ兵と神バスもいますし、シシネコの森にはタタリネコもいます。」


ネコ様「タタリ神よりタタリネコの方が、そんにゃに怖くにゃいかも。」


まみ。「触らぬネコに祟りなしです。」


ネコ様「うまく言ってるつもりにゃのかにゃあ。」


まみ。「あと、新世界のネコになろうとした夜ネコ月はどうしますか?」


ネコ様「そもそもさっきから、勝手に登場させたらダメにゃ人たちだよにゃあ?」


まみ。「縁結びのネコ社には、土地ネコもいます。」


ネコ様「にゃるほどにゃあ。にゃかにゃか楽しそう。」


まみ。「ネコゲーです。」


ネコ様「神ゲーにゃどではにゃいけど。にゃにから始める?」


まみ。「どれにしようかな、天のネコ様の言うとおりで、決めましょう。」


ネコ様「いいにゃあ!」


まみ。「ネコはサイコロを振らないので。」


ネコ様「昔の学者の言葉かにゃにかかにゃあ?」


まみ。「名前がアインから始まる方です。シュレーディンガーの神について議論していた方々の一人です。」


ネコ様「シュレーディンガーのネコって、にゃんにゃんだっけ?」


まみ。「ちゃんと確認しなければ、真実が確定しないってことです。真相はネコのみぞ知るってことです。」


ネコ様「でも第3話目こそは、ネコ回になると嬉しいにゃあ。」


まみ。「……。えっ、何ですか?」


ネコ様「吾輩たちの戦いは、まだ始まったばかりにゃー!」


まみ。「あれ、もしかして打ち切りですか?」

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転生したら神様からネコ様になった件〜あなたはネコを信じますか?ネコと和解せよ〜 まみ。 @mm2445

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