転生したら神様からネコ様になった件〜あなたはネコを信じますか?ネコと和解せよ〜

まみ。

第1話 ネコ界転生

神様「いっけなーい☆遅刻遅刻!」


まみ。「なぜか遅刻している神様。」


神様「吾輩は神様。永遠の17歳なの!」


まみ。「なぜか何の前触れもなく自己紹介する。」


神様「第1話目からトーストを咥えたまま、通学路を猛ダッシュしてるわ!」


まみ。「なぜか唐突に状況を説明する。」


神様「そしたら曲がり角で滑ってしまい、噂の転校生に今にもぶつかりそうになっているの!」


まみ。「そのまま転校生にぶつかる神様。」


神様「ぬわーーっっ!!」


まみ。「そのときの衝撃で、ポックリ天国に行ってしまった神様。」


神様「ここはもしかして天国?」


まみ。「それからなんやかんやあって、ネコ界でネコ様として転生する!」


ネコ様「にゃんやかんや、ひどい目にあったにゃあ。」


ノラネコ「にゃ!」


ネコ様「今の音は、にゃんにゃんだ?」


ノラネコ「にゃーん。」


ネコ様「にゃんだ、ネコか。」


ノラネコ「シャー!」


ネコ様「……。にゃんで神様が、ネコ様ににゃってるのー?」


まみ。「……という感じの物語を書いてみようと、がんばってみました(汗)。」


ネコ様「いきにゃりにゃんだ、あにゃたは?」


まみ。「あなたを創造した者です。」


ネコ様「むしろ創造するのは、神様の役目にゃんじゃにゃいかにゃ?」


まみ。「逆ですね。」


ネコ様「まさか、にゃぞのにゃれーしょんも、あにゃたにゃのかにゃ?」


まみ。「はい。」


ネコ様「にゃは、にゃんと申す?」


まみ。「まみ。です。」


ネコ様「物語を書いてる人が、突然にゃんで登場してるのかにゃ?」


まみ。「ごめんなさい(泣)。」


ネコ様「にゃんだって?」


まみ。「続きが何も思いつきませんでした(泣)。」


ネコ様「まだタイトルの伏線も回収されてにゃいのに!」


まみ。「じゃあ、すぐにあのノラネコと和解してください。」


ネコ様「ノラネコの伏線が、にゃぜか回収されちゃったにゃあ。」


まみ。「あとノラネコを信じてください。」


ネコ様「あのノラネコは、にゃにものにゃんだ?」


まみ。「噂の転校生の成れの果てです。」


ネコ様「にゃんということ!」


まみ。「ネコを認めよ。」


ネコ様「認めにゃいにゃー!」


まみ。「ネコの国は近づいた。」


ネコ様「すにゃわち、ネコ界のことかにゃ?」


まみ。「初めにネコは、天と地を造られた。地と人は、ネコのもの。」


ネコ様「にゃん……だと……?」


まみ。「ネコは罪を罰する。ネコのさばきは、突然にくる。」


ネコ様「にゃん……だと……?」


まみ。「ネコへの態度を、悔い改めよ。ネコを恐れ敬え。」


ネコ様「にゃん……だと……?」


まみ。「私生活もネコは見ている。ネコは心を見る。」


ネコ様「さっきから、有名な看板に書いてある神の文字を少し消して、ネコに変えたネタをパクってにゃいかにゃあ?」


まみ。「終わりの日に人は、ネコの前に立つ。」


ネコ様「にゃにそれ?」


まみ。「偶像から真のネコに。」


ネコ様「だからにゃにそれ?」


まみ。「永遠のネコ。」


ネコ様「にゃかにゃか終わらにゃいにゃあ。」


まみ。「以上です。」


ネコ様「本当に永遠に続くんだと思ったにゃあ。」


まみ。「これまでノンフィクションしか書いてこなかったんです(大泣)。」


ネコ様「にゃんてこった!」


まみ。「そもそも、ネコ界って何なのってなって。」


ネコ様「ネコ界って、一体にゃんにゃんだ!」


まみ。「あとネコ様って何ですか?」


ネコ様「にゃんだかにゃあ。」


まみ。「検索しても、改ざんした看板しか出てこなくて。」


ネコ様「調べ方、間違ってるにゃあ。」


まみ。「転生するシーンも、どうしたらいいのかわからず。」


ネコ様「にゃんの説明も、にゃかったにゃあ。」


まみ。「名前を考えるのも苦手で。」


ネコ様「まだ吾輩には、にゃまえすらにゃいのに!」


まみ。「おしまい。にゃんにゃん♪」


ネコ様「ちゃんちゃんみたいに、急に終わらせるにゃー!」


まみ。「……。にゃんだ、夢か。」

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