概要
離縁に応じたクロエが掲げた条件はーー義母が遺してくれた“ひとつのもの”
平民ながら才覚を見込まれ男爵家に嫁いだクロエは、家と商会を支え続けた。
義母の葬儀の日、クロエは夫から一方的に突きつけられた離婚宣言を淡々と受け入れる。隣には、深紅のドレスを纏った愛人。その勝ち誇った笑みに、クロエは思う。
――すべてを手に入れた、そう思って笑っているといいわ、と。
離縁に応じた彼女が掲げた条件はーー義母が遺してくれた“ひとつのもの”。
裏切りへの私情は無い。失ったものの価値を、彼らが思い知るその日まで。冷ややかに、容赦なく思い知ってもらうだけ。
※書籍化予定
※ カクヨムの特集「裏切られた人々」4選(カクヨム公式レビュワー柿崎憲 様)に選んでいただきました。
義母の葬儀の日、クロエは夫から一方的に突きつけられた離婚宣言を淡々と受け入れる。隣には、深紅のドレスを纏った愛人。その勝ち誇った笑みに、クロエは思う。
――すべてを手に入れた、そう思って笑っているといいわ、と。
離縁に応じた彼女が掲げた条件はーー義母が遺してくれた“ひとつのもの”。
裏切りへの私情は無い。失ったものの価値を、彼らが思い知るその日まで。冷ややかに、容赦なく思い知ってもらうだけ。
※書籍化予定
※ カクヨムの特集「裏切られた人々」4選(カクヨム公式レビュワー柿崎憲 様)に選んでいただきました。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!妻を裏切った夫が代償に支払ったものとは……
男爵家に嫁いだものの夫のアルベルトからは全く相手にされず、さらに義母の死とともに離婚を言い出されたクロエ。彼女は離婚する条件として、生前に義母から譲られたあるものをひとつだけ頂戴していくのだが……。
離婚後、義母から譲られたものの影響もあってどんどん成功していくクロエ。一方元夫のアルベルトはクロエを手放したことで、ものすごい勢いで落ちぶれていく。ここまでだったらスタンダードな「ざまぁ」展開なのだが、そこにスパイスを加えるのがアルベルトの愛人であるマリーの存在。
商会の娘である彼女はクロエの存在が邪魔になると考え、言葉巧みにアルベルトを操って、クロエを追い落とそうと暗躍する。このマリ…続きを読む