概要
真実の愛のキスから、ずっと後――もう一つの『真実の愛』の物語。
古き城の奥には、かつての女王と王配によって封印された、『鏡の間』が存在する。
その存在は長く知られていなかったが、一人の少女がその扉を開いた日――私の時間は、動き始めた。
※エブリスタにて『鏡』をテーマに書いた作品です。その他のサイト(小説家になろう、アルファポリス)にも後日掲載予定です。
※「白雪姫」(グリム童話)を参照し、独自の設定・解釈を加えたものです。
その存在は長く知られていなかったが、一人の少女がその扉を開いた日――私の時間は、動き始めた。
※エブリスタにて『鏡』をテーマに書いた作品です。その他のサイト(小説家になろう、アルファポリス)にも後日掲載予定です。
※「白雪姫」(グリム童話)を参照し、独自の設定・解釈を加えたものです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!これまでも鏡、これからも鏡
鏡よ鏡――――
あまりにも有名な魔法の鏡。
ところで……なぜあれほど正確に、世界で一番を知っていたのでしょう?
ええ。鏡越しに膨大な書物を管理してきた『知の番人』だからです。
悠久の時に流されない彼は、例の女王と義娘の騒動の後も変わらず在り続けました。
それに比べれば十二年と三か月と六日なんて、つい最近のこと。
一瞬とも呼べる期間ながら、彼が語り合った少女は……かつての二人を彷彿とさせる姫。
しかし彼女は、まったく新しい発想で鏡に問いかけてきます。
どうか教えてくださいな、と。
姫、そちらは書物にはない情報ですが……
知識と知見を合わせて、たぐり寄せる将来は…続きを読む