頭の上に突然『二股野郎』って称号が付いたんだけど事実だから修羅場の予感しかない

ゲームによくある『称号』が現実に発生し、世界は大混乱！
そのど真ん中に立ってしまった主人公の運命は？

二股野郎、なる称号を掲げて過ごす羽目になった主人公や家族、そして彼女二人の悲喜こもごもをはじめとして、大混乱の人間関係を展開する本作。

楽しいコメディとしてみるのも一興ですが、それと同時進行で、あくまで現実的に事件に迫る物語の展開は、見紛うことなきSF作品ともいえるでしょう。

どうしてこんな事態が起きたのか、一体どういう条件で広まっていくのか、それを突き詰めていく様もまた、この物語の魅力です。

そして、最後の最後、主人公が下す決断とは……巻き込まれたちょっとかわいそうな彼女二人と…続きを読む

ゲームでよくある「称号システム」が現実世界に突然現れたら？　しかもその内容が本人の恥ずかしい秘密そのものだったら？　
主人公だけでなく家族、近所の人にまで「感染」していく謎の現象に、読んでいるこっちもドキドキハラハラ。登場人物それぞれの称号が絶妙にリアルで、「あるある！」と思わず笑ってしまう一方、もし自分だったら？と想像すると背筋が寒くなる。
軽快なテンポとキャラクターの掛け合いが楽しく、SFミステリー要素もしっかり組み込まれていて最後まで飽きずに読めました。続きが気になる展開です！

二人の女の子に告白されて、こっそり二股をかけていた主人公。
ある日起きたら頭の上に『二股野郎』の称号が！？

何をやっても消えない称号。
しかも、それは妹に母にと、どんどん広がり、
絶対に外に出せない秘密が堂々頭上で暴露されていく！

多くは語りません。
とにかく、読んでほしい（笑）

主人公や個性豊かな登場人物が、この謎の感染症に振り回されていく様子に、行き帰りの電車で不審者のごとく笑ってしまいました（笑）

何も考えず、構えず、どんどん読み進められてしまうドタバタ騒動！　皆様も、ぜひ！

MMORPGを入口にストーリーが展開するかと思えば、何故か最後の方は宇宙まで広がる謎にポテンシャルが高い世界観。

コメディなだけあって、まともな人があまり出てこないが、読み終わるころには全キャラが愛おしくなる。

特に主人公のお母さんが、これまたぶっ飛んでいるが、でもお母さんあるあるみたいな雰囲気がお気に入りです。
そしてちょっと世界の見方を変える示唆もあり、お気に入りの作品です。

ある日突然、頭の上に「二股野郎」という称号が！？

そんな絶望的な状況から始まる、壮大なスケールで描かれるコメディ作品です。

主人公だけでなく、世界中の人々の秘密が《称号》として

暴露されてしまうというユニークな設定が最高に面白いです！

リアルでもあるかもと思わせる笑いとスリル、

そして謎が絶妙に絡み合ったストーリー。

テンポの良い読みやすい文章で、一気に読み進めてしまいました。

お勧めします！

朝起きて鏡を見たら、頭の上に「二股野郎」。
え、なにそれポップ体！？　妹のイタズラじゃないの！？
……と思ったら、家族にも近所にも、次々と“称号”が浮かびはじめる。

称号が暴くのは、隠しておきたい秘密やら人となりやら。笑うしかない大パニックの始まりです。
変な称号満載。読めば「もし自分の頭に浮いたら……」と考えずにはいられません。
文字が浮かんだのにはちゃんと理由があって、どんどん規模が大きくなり
笑いだけじゃなくちゃんと考えさせられる面もあり。
お勧めです。

いくら自業自得とはいえ、いきなり頭の上に『二股野郎』なんて称号が浮かび上がったら、誰でも驚くというか、気まずいというか、憤死しそうですね( ;∀;)

コメディ要素強めのドタバタな作風で、思わず笑ってしまう展開と驚きの連続が魅力の作品だと思います( *´艸｀)

特に主人公の彰人と二股をしている彼女達との修羅場になってしまうかどうかのドキドキ感は、見てる側からすれば最高のショーだと思いました(*'ω'*)

あまりにも面白い作品でしたから、思わず一気読みをしてしまいました(>_<)
とてもおススメな作品ですので、是非ともご覧になって頂きたい一作でしょう(｀・ω・´)ゞ

これは称号『二股野郎』。朝起きてこんな称号がついていたら、驚いちゃいますよね。
この称号、どこか見たことがあるフォント……どこかSFちっくでありながらも、程よいギャグの練り込みが最強で、どんどん読み進めてしまいます。

母や妹の称号は？　ご近所さんのは？　そして二股をかけている（！？）彼女たちの称号は……これらの称号もまたセンスの塊で、思わずくすっと笑ってしまうところが盛りだくさんです。
また、だんだんとその真相がわかるにつれ、壮大なスケールにも圧倒されます。

ぜひ、皆様におすすめの作品です❀

ある日突然、主人公の高校生、彰人の頭上にとんでもない称号が付いてしまった！

……人に見られたくない。
なぜ！？
……だって事実だから！

けれども物語はそれだけで収まりません。
そのうち、彰人の周り全体が…

非常に練られたセンスの良い文章でストーリーはテンポ良く展開していきます。
途中〜終盤には思わぬ展開が。

ラブコメ、世相風刺、様々な要素が入りながらも読者を飽きさせない。
トップの「お勧め」でタイトルを拝見。

暑さ避けのドトールで一気読みしてしまった読者の私が、強力にお勧めしたい一作です。
是非！

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（248文字）