概要
二人称の物語――本当の自分? 本当の世界?
二人称視点の小説です。
●あらすじ
アイドルである笹倉美樹(ささくらみき)は東京ドームのライブで、キレキレのダンスを踊り、観客たちを熱中させた。
ライブが終わった後、帰りのタクシーで、同乗していた同じグループのメンバーである高浪から、美樹はこんなことを言われる。
「お疲れ、今日の美樹のダンス、すごかったね」
美樹は高浪に、さいきんよく眠れているから調子がいいことと、それはたぶん布団を新しいのに変えたからだということを語った。
家に帰り、その寝心地の良い布団で眠った美樹は、昔からよく見る夢を見ていた。
それは、天下無双の剣士として冒険をするという夢だった。
●あらすじ
アイドルである笹倉美樹(ささくらみき)は東京ドームのライブで、キレキレのダンスを踊り、観客たちを熱中させた。
ライブが終わった後、帰りのタクシーで、同乗していた同じグループのメンバーである高浪から、美樹はこんなことを言われる。
「お疲れ、今日の美樹のダンス、すごかったね」
美樹は高浪に、さいきんよく眠れているから調子がいいことと、それはたぶん布団を新しいのに変えたからだということを語った。
家に帰り、その寝心地の良い布団で眠った美樹は、昔からよく見る夢を見ていた。
それは、天下無双の剣士として冒険をするという夢だった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!視点の使い方がとても面白い
一度読み終えた後、また改めて読み返したくなる作品でした。
なんと言っても、仕掛けとなっている「視点」の扱い方がとても面白い。
主人公の美樹はアイドルグループの一員として、最近は色々なことがうまく行っている。
本作は「二人称」の視点が取られており、美樹に対して「あなた」と呼びかける何者かが存在している。
この視点の主は一体誰なのか?
ポイントとなるのは美樹が語る話。「最近は布団を変えたので良く寝られている」という話。
そして、「良い夢」が見られ、美樹はその中で別の人生を歩んでいる。
面白いのは、この「二人称」の視点がある瞬間に「変化」を遂げること。
最初に読んだ段…続きを読む