生きるか死ぬかの過酷な環境で生まれた野良猫さん。自由だけど、いつでも必死に生きている。そんな猫さんのまなざしの先には、純白の毛並みを持つ窓辺の猫さん。会いたくても、手が届かないのがもどかしい。でも、ある日突然、窓辺の子が姿を消してしまい……。落ち込む野良猫「ナナシ」さん、どうなっちゃうんだろうとハラハラしながら読ませていただきました。真相は皆様の目で、確かめてみてください。切なさと温かさが溶け合った素敵なお話です。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(160文字)
もっと見る