概要
生きること。そして、死ぬこと。
Instagramにあげられた、彼女の死を告げるお知らせ。
ああ、そうか。
頑張って、生き抜いてくれたんだ。
ただひたすらに、里親となってくれたご家族へ感謝の言葉を送りたい。
幸せな猫生を、ありがとうございました。
ああ、そうか。
頑張って、生き抜いてくれたんだ。
ただひたすらに、里親となってくれたご家族へ感謝の言葉を送りたい。
幸せな猫生を、ありがとうございました。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!命のこと
とても考えさせられました。
自分はアレルギー系の持病で動物と関わり合いが薄い人生だったので、きっと作者様のような状況では見て見ぬふりをしてしまうか、あるいは気付きもしないのかもしれません。
このエッセイを読んで、そんな自分を恥ずかしく思うとともに、深い学びを得ました。
ただ感傷的になったというのではなく、「なるほど、こうすればいいのか」「なるほど、そうすれば、目の前の命から目をそらさずに済むのか」という現実的な気づきがありました。
それでも、やり方を知ったからといって簡単にできることではなく、命一つ分の苦労をしょい込むわけですから、作者様の意識と行動には頭があがりません。
一度でも、道端でま…続きを読む - ★★★ Excellent!!!生き物はみんな偶然出会う縁で繋がっている その縁を簡単に手放さないで
人間だって動物だって、ただの偶然出会っただけの縁で繋がっている。
子供だって、パートナーと出会わなければ生まれないのだ。
だけど、その偶然の縁を結べるのは、出会った人だけ。
偶然出会った捨て猫を拾う作者様。
その猫は、他の方の下で生涯を全うする。
作者様が拾わなければ、他の人が拾っただろうか。
それともその場で死んでしまっただろうか。
それは、もしも話だから分からない。
けれども、作者様の手で、縁は確かに繋がった。
動物と一緒に暮らす前に、考えて欲しい。
その子との縁を、最期まで手放さずにいられるのか。
あなたが手放せば、その子の縁は、あなた以外には繋がらないかもしれない。
繋いだ縁…続きを読む