概要
ここはちょっと変わった骨董品屋。本日のお客様はどんな商品をお求めで?
私は古美術を専門に扱う商社マン。
今日は大事な取引先のもとへ向かう前に骨董品店に来ていた。
偏屈な店主に薦められて様々な骨董品を品定めしていく。
それは今と昔を繋ぎ、失われた時に想いを馳せる行為だった。
――そう。
たとえそれが有線イヤホンでも……
今日は大事な取引先のもとへ向かう前に骨董品店に来ていた。
偏屈な店主に薦められて様々な骨董品を品定めしていく。
それは今と昔を繋ぎ、失われた時に想いを馳せる行為だった。
――そう。
たとえそれが有線イヤホンでも……
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ちょっと懐かしく、そして新しい『とある骨董店』の物語
作中に出てくるアイテムを見て、ニヤリとしてしまいました。
この作品に出てくるのは、既に懐かしくなりつつある『平成』の香りがするもの。
CD、有線イヤホン、MDプレーヤー。
色々とお世話になった、というか、MD以外は割と現役で使っている感じが(ブルートゥースは音が遅れるって評判を聞いて手を出せずにいる人)
本作では「今昔骨董店」という形で、平成時代に出てきたような様々な道具が取り扱われ、「その時代に存在していた価値」に沿う形で『現在』も取り扱われている。
「ストラップはいかに盛れるかで価値が決まる」とか、「ああ、あったねえ~」という気持ちになるものなど。
とにかく、「読…続きを読む