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概要
読者は貴方自身。案内人は心の内に
ーーここはどこ。
貴方は見知らぬ部屋で目を覚ます。
辺りに照明の類は無く、机の上に置かれた心もとない蝋燭だけが頼りだった。
部屋の中は何もなく、ただ一枚の扉だけがある。
意を決して暗闇を抜けた貴方は、長い廊下を進むと、新しい扉を見つけた。
様子を伺うように中をのぞく。
部屋の中は明るかった。天井からぶら下がった小さな照明が橙色に光って室内を照らしている。
その下で本を読む一人の人物を見つけた。
少女、という言うには見分けがつかず、少年というにはあどけない。
女性だと言えば確かに面影はあるが、男性だと問えば男性だとも思う。
緩くカールした白い髪は肩の少し下で止まり、下渕の黒い眼鏡はどこか濁っている。
切れ長の瞳に、形のいい唇。すらっと伸びる細い鼻に、輪郭の細い顔。日本
貴方は見知らぬ部屋で目を覚ます。
辺りに照明の類は無く、机の上に置かれた心もとない蝋燭だけが頼りだった。
部屋の中は何もなく、ただ一枚の扉だけがある。
意を決して暗闇を抜けた貴方は、長い廊下を進むと、新しい扉を見つけた。
様子を伺うように中をのぞく。
部屋の中は明るかった。天井からぶら下がった小さな照明が橙色に光って室内を照らしている。
その下で本を読む一人の人物を見つけた。
少女、という言うには見分けがつかず、少年というにはあどけない。
女性だと言えば確かに面影はあるが、男性だと問えば男性だとも思う。
緩くカールした白い髪は肩の少し下で止まり、下渕の黒い眼鏡はどこか濁っている。
切れ長の瞳に、形のいい唇。すらっと伸びる細い鼻に、輪郭の細い顔。日本
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