概要
誰も出られない山なのにそんな道があったのか。山に閉じ込められた女子二人
女子大生須寿宮真心はある日、地下鉄の中で清楚なマダムに突然声をかけられる。「あなたには、味方がたくさんいる」と。何のことか分からなかったが、その後、大学の中で不気味な森とその前に立つ石碑を見る。それは、消えたかと思えば二日後にまた現れる。再び現れた石碑の裏から手が伸びていた。そして、三度目に現れたとき、石碑は倒れ、何かが出てきた。
謎を解く三枚の貼り紙。先祖の日記帳。ご先祖様が箱に閉じ込めた女。山道を塞ぐ障子戸。とり憑きたがりの幽霊たち。そして性悪の化け物。
どうしても逃げられない。
現れた味方。呉服屋のお兄さん、ぼさぼさ頭の霊能者、少額6年生と蜂。
赤ん坊を捜さないと。
そして真心の持つ不思議な力。
ご先祖様が指さしたのは……。
謎を解く三枚の貼り紙。先祖の日記帳。ご先祖様が箱に閉じ込めた女。山道を塞ぐ障子戸。とり憑きたがりの幽霊たち。そして性悪の化け物。
どうしても逃げられない。
現れた味方。呉服屋のお兄さん、ぼさぼさ頭の霊能者、少額6年生と蜂。
赤ん坊を捜さないと。
そして真心の持つ不思議な力。
ご先祖様が指さしたのは……。
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- ★★★ Excellent!!!呪われた家系に生まれた彼女は運命と闘う
須寿宮真心(すずみや まなか)は二十歳になった女子大生。大学構内で、そこにはないはずの深い林と石碑を見かける。石碑に彫られた「箱山」の文字。祖父がいうには、以前に住んでいた家に「箱山には近づくべからず」という張り紙があったらしい。そこから少しずつ家族の不穏な歴史が詳らかになってくる。二十歳になって神隠しにあった祖先の女性。そしてその後、狂ったように山に桜の木を植え続けた女性の夫。恐れる真心の前に再び石碑は現れる。真心もまた神隠しに会うのか……?
ミステリー仕立てで真心が自分の運命を知っていく過程に好奇心がそそられる。過去へ遡り、呪いの元になった出来事を発見し、箱山の意味すること、そして箱山…続きを読む