概要
僕の母はコージン様を信仰していた
コージン様なる神様を信仰している母。
そんな母に育てられた僕はといえば、コージン様のことなんて信じていなかった。
小学受験は失敗したし、中学受験も失敗した。
高校受験には合格したが、ギリギリのギリギリ。ほぼお情けの合格だった。
大学受験は全部サクラ散った。
僕が受験のたびにコージン様に祈りを捧げてきた母。
毎朝、コージン様に供え物をする母。
そんな母の口癖は「絶対に大丈夫。お母さんが祈っておいたからね」だった――。
そんな母に育てられた僕はといえば、コージン様のことなんて信じていなかった。
小学受験は失敗したし、中学受験も失敗した。
高校受験には合格したが、ギリギリのギリギリ。ほぼお情けの合格だった。
大学受験は全部サクラ散った。
僕が受験のたびにコージン様に祈りを捧げてきた母。
毎朝、コージン様に供え物をする母。
そんな母の口癖は「絶対に大丈夫。お母さんが祈っておいたからね」だった――。
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