とある熾火の物語が、優しく細やかな筆致で描かれてゆきます。 夜、静かな部屋で一人浸りたくなるような、読み終わった次の日の朝は誰かのところへふらりと足を向けてみたくなるような、そんな物語です。
これほど質の高い児童文学はひさしぶり!一話完結の物語なのですが、これはぜひ二話目も読んで頂きたい!ひたすらに美しく、そしてあたたかい。感情の機微を丁寧に書かれた傑作です。
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