箱根駅伝走者は西暦何年に光速を超えるか?
みなもとあるた
箱根駅伝走者は西暦何年に光速を超えるか?
正月の一大イベント、箱根駅伝。
暖かいこたつでミカンを食べながら、大学生たちが懸命に走る姿を見ていると、ある疑問が浮かんでくることでしょう。
「毎年のように区間新記録が出てるけど、このペースで行くとそのうち走者たちが光速を超えるのでは?」
というわけで計算してみました。
箱根駅伝とは、往路と復路を合わせて合計217.1kmの距離を走る大会です。
投稿日2025年1月2日の往路終了時点では青山学院大学が1位であり、往路107.5kmを5時間20分1秒というタイムで走破しています。
また、往路5区(20.8km)を走られた若林宏樹選手は1時間9分11秒というタイムを記録し、なんと区間新記録を達成しました。
これにより、往路5区のタイムは1年間で3秒短縮されたことになります。
一方で、光は1秒間に300,000kmという速さで進みますので、往路5区を走り抜けるタイムは0.0000693秒と計算されます。
若林選手が1時間9分11秒で往路5区を走り抜けるのに対して、光は0.0000693秒。
2025年時点では光のほうが少しだけ優勢ですね。
しかし、人間も負けてはいません。
今年若林選手がタイムを3秒短縮したように、区間記録が毎年3秒ずつ短縮されていくとすると、2026年は1時間9分8秒、2027年は1時間9分5秒で往路5区を走破できることになります。
これを計算すると、今から1383年後の西暦3408年には往路5区の区間記録は0時間0分2秒になるという結果になります。
ただし、往路5区を2秒で走破できたとしても、その速度は秒速10.4km。
光速である300,000kmにはあと少し及びません。
ですがご安心ください。
さらに翌年の西暦3409年には往路5区の区間記録はさらに3秒短縮されてマイナス1秒になり、スタートより早くゴールできることになりますので、西暦3408年のどこかの時点で人間が光の速さを超えられることになるのです。
だいたいの計算になりますが、西暦3408年の8月くらいには往路5区の区間記録はほぼ0秒になり、人間は光の速さを超え、速度は無限を超えられるようになるということです。
【結論】
箱根駅伝走者は西暦3408年の8月くらいに光速を超える。
いかがでしたでしょうか?
人間もいつか光の速さを超えることができるのです。
努力は大事ということがよくわかりましたね。
明日の復路も楽しみです。
【ちなみに】
1年間で3秒ずつ往路5区の区間記録が更新されていくとすると、西暦3408年より先には何が起こるのでしょうか?
1年間の長さは365日✕24時間✕60分✕60秒ですので、31,536,000秒となります。
このままのペースで区間記録が毎年3秒ずつ短縮されるとすると、西暦10514025年には区間記録がマイナス31,536,000秒を下回ります。
これがどういうことかというと、西暦10514025年にスタートした走者たちは、ゴールするときには1年前の西暦10514024年に到着するということです。
なんと感動的な光景でしょうか。
西暦10514024年、「俺、来年は箱根駅伝に出られるかな…」とワクワクしている1年生の前に現れるのは、2年生の自分。
「1年後の俺…!走者に選ばれたんだな!」
「よう、1年前の俺!安心しな、来年も俺たちの優勝だぞ!光速を超えるためのトレーニングは大変かもしれないが、お前ならできるさ。だって俺ができたんだからな!」
こんなシーンが見られるかもしれません。
皆さんも西暦10514024年くらいまで長生きして、一緒に箱根駅伝を見ましょうね。
それではまた。
箱根駅伝走者は西暦何年に光速を超えるか? みなもとあるた @minamoto_aruta
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