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概要
もし、未踏の地にも、忘れられた足跡があったら…
無限にあるとも思える時の空間の中で、ここにたどり着いた砂浜から一すくいしてみたのだよ。
時の砂を開発し、生産した博士はこう言った。
ただし、その砂の中には、様々な生物の苦痛や思想などが混じっている。
そして我々も時の砂時計を持っている。
しかし、砂時計は少しずつ零れてしまっていて、いずれ砂がなくなってしまう。
我々は時の砂の漏れる量を少しずつ少なくしてきたが、それも限界に達していた。
そこで、砂の量を増やせばいいのだという結論になり、それを実現した。
無限の命を、貴方に。
無限の時を、貴方に。
あまたの思想と苦痛と快楽と結末を、貴方たちに。
私が、時の砂をつぎ足しましょう。
時の砂を開発し、生産した博士はこう言った。
ただし、その砂の中には、様々な生物の苦痛や思想などが混じっている。
そして我々も時の砂時計を持っている。
しかし、砂時計は少しずつ零れてしまっていて、いずれ砂がなくなってしまう。
我々は時の砂の漏れる量を少しずつ少なくしてきたが、それも限界に達していた。
そこで、砂の量を増やせばいいのだという結論になり、それを実現した。
無限の命を、貴方に。
無限の時を、貴方に。
あまたの思想と苦痛と快楽と結末を、貴方たちに。
私が、時の砂をつぎ足しましょう。
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