ガールミーツヴァンパイア

 三話まで読みました。

 空から降ってきて出会いが始まり気づいたら居候に、という昔のラノベで親しんだような展開が続き、懐かしさを覚えました。なぜ吸血鬼が最初能力を使えなかったかや怪物についてなど、これからの展開が楽しみです。また現状では特に戦う力を持たない主人公がどのように吸血鬼の戦いに関わっていくのかも気になりますね。

 以下、気になった点です。おそらくルビの機能による事故なのだと思いますが、[[rb:勝 > まさ]]った・[[rb:吸血鬼 > ヴァンパイア]]などおかしくなっている部分があります。またこの小説全体として、語りの不明瞭なことが読みにくさを引き起こしていると感じました。基本主人公の一人称だと思うのですが、唐突に三人称に切り替わる瞬間があって、そうした際に混乱してしまいました。特に二話で主人公が自室に退場する際に、唐突に三人称になったところは混乱しました。

 全体としては楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。