四話まで読みました。
色々な設定についてはまだ見えてきませんが、メインキャラクターっぽい女の子たちと主人公の描写は丁寧なので、登場人物には魅力を感じられそうです。これから「魔」に関する設定がどうなってそこにキャラクターたちがどう関わって物語が動いていくか楽しみです。(ただ現段階では主要登場人物の設定とのかかわりも不明瞭なので、ほとんど読み手として予測はできていません。)あと、個人的に擬音の地の文への入れ方が独特で面白いとも思いました。
話の展開そのものは楽しみなのですが、タイプミスっぽいものが散見されて、気になります。他に読みにくいと感じたこととして、一人称の小説の難しさだとも、思うのですが、主人公の心の声と独り言の区別がよくわからない(独り言は台詞で囲まれているのでわかりますが、作者さんがどのような意図で区別しているのだろう?という不思議さ)ことと、心の声が地の文の中にあったり、()中に入っていたり、―の後ろにあったりする(もしかしたら何か意図があるのだったら、失礼いたしました。)ところがありました。
全体的に楽しく読ませていただきました。