大阪事変ー46の都道府県と1の府たちの奮闘ー

※都道府県擬人化

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日本にはひとつの都道府県に1人、管理人のような、土地神のような人が存在する。
人々はその者らを「土地の化身」と呼ぶ。

その土地の化身の1人、大阪府に当たる大介は、梅田駅付近を散策していた。電車に乗ろうと足を踏み込んだ瞬間、電車は大きな爆発音を上げて燃え上がった。テロ的な物だと、あまりにも不自然だと気がついた大介はすぐに救助活動にあたった。

幸いにもすぐに助け出すことができたので、死者は発生しなかったが……

大介は、意識不明の重体となった。