出てくる名前の数々にワクワク。そして、その先に待っているものとは……
- ★★★ Excellent!!!
冒頭からもう、少年のハートが刺激され、ワクワクでいっぱいになります。
ケルベロスやオークなど、幻想動物の数々の名前が登場。そして、それらの『歯』をコレクションしているという謎の人物が出現します。
一体、これらの歯の数々はどこで手に入れたものなのか。そして、この先でどんな光景が繰り広げられるのか。
そんな緊張とワクワクの先で提示される、「ある驚愕の結末」。
二千字足らずの短い文字数の中で、一個の世界観と、一個の驚き、そして思わず頬が緩む満足感。
とても楽しい作品でした。