短歌と散文　「夏を想う」

地球沸騰化に伴い四季は夏と冬のふたつの季節に収斂しているかのようだ。
今は冬だが、夏、あの灼熱の暑さはなんだったのだろう。あの暑さの中でどんな物語が地上で繰り広げられたのだろう。そんな思いを短歌と小説に作ってみた。
短歌は３１文字だからこそ小宇宙を完結できる。
小説は、融通無碍、変幻自在、自由な思考実験ができる装置だ。事件の起きない小説、散文詩との境界が曖昧な小説、そんなモノを書いてみた。