言葉のひとつひとつが、まるで小さな宝石のように輝いていて。
情景も心情も、こんなに短い言葉から鮮やかに浮かぶなんて──すごすぎて、息をのみました。
モチーフや象徴の選び方がとにかく秀逸で、静かに胸を打ちます。
繊細なユーモアと仄暗さが絶妙に同居していて、それでも最後には「希望」を感じさせてくれるところが本当に好きです。
すべての言葉が、日々を丁寧にすくい上げていて、
「忘れない」や「凹むなそこには虹が出ている」といった表現に、深く頷きながら涙が滲みました。
……ああ。語彙力が追いつかないのが、くやしい。
でも、確かに「恋に落ちた」と言えるくらい、私はこの詩群に惹かれました。
素晴らしい作品をありがとうございます。
もっと多くの人に届いてほしいです。