触れて、撫でて、溶け合うように
怪我によりプロのピアニストになる夢を断たれた後、同じ音大の夫と中学生の息子と共に平凡な日々を送る那津子。
40歳を迎え、日々パートの仕事と家事をする毎日は特に不満は無かったが、心の隅でもの足りなさを感じていた。
ピアノと向き合っていたときの刺激的な日々……
そんなある日。
同じ職場でパートをしている同い年の友人、美紀子から自分の息子にピアノを教えてあげて欲しいとの話を受ける。
軽い気持ちで引き受けて家に行った那津子は、息子である14歳の幸人の少女のような美しい容姿に見とれてしまうと共に、強い好意を抱く。
息子と同い年なんだ……
そう思いながら気持ちを隠して、レッスンを行っていたが、ある雨の日。
些細な切っ掛けから那津子は幸人と関係を結んでしまう。
幸人に対し、激しい罪の意識を感じる那津子だったが後戻り出来なくなるほどの気持ちに支配された奈都子は、その後も幸人と関係を続けていく。
年齢差を超えてお互い心を通じ合わせていく内に、その日々は奈都子に忘れていた気持ちを取り戻させた。
だか、同時にトゲのような罪悪感を絶えず思い出させ、彼女を苦しめていく。
友人を、夫を、何より息子を裏切っている……
いっそ、全部捨てて2人で何処かに行けたら……
そんなある日。
那津子の職場に1通の文書が届き、そこから彼女の日々の歪みは大きくなっていき、それを忘れるように少年に溺れていく……
●○●○●○●○●○●○●○●○
これは私自身の中で「少年と人妻の許されない恋愛」を書いてみよう!
しかも大人向けに! と意気込んで8話程度まで一気に書いたのですが、その時点で
(あ、これ絶対カクヨム様に怒られる……)
と我に帰って完全に没にしちゃいました。
結構調子に乗って……中々そっちの描写大目にしちゃったので(汗)
かと言って、内容を修正すると作品の「らしさ」が無くなっちゃうので、どうしようか迷った果てにお墓行きに……
後、私自身が奈都子さんと幸人君に情が移ってしまい、二人の行く末を書くのが辛くなっちゃって……
それと、同時期に「リムと魔法が消えた世界」の序盤を書いてたので、それとの心理的兼ね合いが付けづらかった事もあり……
今の私ではもう、こういったテーマの作品は書けないな……
もっと大人の女性になったら書けるかもだけど……
と、言うやや独特な事情にてお墓に入った作品になります。
私の小さな霊園 京野 薫 @kkyono
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。私の小さな霊園の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます