どうやら白い結婚でした

親同士が仲が良いと理由で結婚した公爵家長男のルークと結婚したマリー。

しかし、ルークの本当の結婚相手はマリーではなく、幼馴染であり執事の親戚であるハイドラだった。


『あなたはこの屋敷の女主人ではありませんので、くれぐれも我々の邪魔……特に、ルーク様とハイドラ様の邪魔だけはしないで下さい』


結婚初日から使用人達に虐げられ、失意の底にいたマリーは、その日前世を思い出した。


『旦那様が好き勝手しているんだから、こっちだって好き勝手してやるわ！』


使用人達に見放されたマリーは、自ら幸せを掴み取る！

※ご都合展開になっております。