そのコアラは周囲を幸せにする
- ★★★ Excellent!!!
お菓子の懸賞で当たったのは、まさかの本物のコアラ! しかも関西弁で喋る!
ひとりでトイレにもいけるし気遣いもできるスーパーコアラ銀仁朗が、とにかく魅力的。喋ることも、コアラが喋れたらこんなこと言いそうとしっくりくるので読めば読むほど銀仁朗が好きになりました。
そんな銀仁朗のおかげで優柔不断な玲が成長し、銀仁朗を世間の好奇の目から守る為に立ち上がる最終話は胸が熱くなりました。
物語の後半で銀仁朗の食事であるオリーブの葉を求めて夏の小豆島へと渡るのですが、島での生活がとにかく楽しい。一緒におじいちゃんの家へ行ったような感覚になり、夏休みを満喫出来ました。
喋るコアラとの暮らしが気になる方、ぜひお読みください。銀仁朗とても可愛いです。