エピローグ

ここがどこなのか分からない。

ただ、ただひたすらにあなたを探して歩く。

あたり一面広がる花畑。

いつか見たテレビでやっていた死後の世界。

もし本当にそんな世界が存在するならこんな場所なのかなと、そんなことを考えながらひたすら歩く。

もう何もいらないから、ただ今は君に会いたい。

どれだけ歩いたとしても二人が交わることは永遠にないとも知らずに。

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しんてのしたわ 鳴宮琥珀 @narumiya-kohaku

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