概要
走る。君を応援する。
地方の街の中華料理屋の一人息子・波多野鳴は、ある日、出前を届ける途中、坂の上から転がってきた少女・向坂美咲とぶつかってしまう。坂から転がってきた理由を聞く中で向坂が同じ学校の陸上部だと知った波多野は、向坂のことが気になりはじめる。次の月曜日、波多野が学校から帰ろうとしたところ、橋の上で空腹に倒れている向坂を見つけてしまう。驚いた波多野は向坂を助け起こし、家に連れて帰りご飯をご馳走した。それがきっかけで二人はとても仲良くなったのだった。向坂は波多野に「波多野は私の応援団だね」と笑いかけた。このことがきっかけで波多野は「向坂の応援団」になることを意識し始める――。
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