旋律のような文章、楽譜のような物語

主人公の少女「雪梅」は、中国の伝統的な弦楽器である「二胡」の弾き手。

彼女は宮廷楽士を目指しているが、そこでは当たり前の音楽を彩る「仙術」が使えない。

それでも彼女の奏でる音色には大きな魅力があって――。


古き良き時代劇のような王道スカッと展開もありつつ、音色のごとく流れる文章で、夢追う少女の物語が美しく紡がれます。

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