どんぐりに転生した元社畜、世界樹として異世界を生き抜く

ブラック企業勤めの社畜、木野草也（きの・そうや）は、ある日突然命を落とし――どんぐりに転生した。

しかもそれは、異世界に生える伝説の存在「世界樹」の種だった。

「転生スローライフ、スタート！」
……と思いきや、現実はハードモード。

動けない、育たない、狙われる。
神は気まぐれ、精霊はキレやすく、同類の世界樹すら敵意をむけてくる。
植物なので食物連鎖の下の方に配置されている。

頼れるのは、世界樹を守護するエルフと、前世の胡乱なネット知識だけ。

不穏な空気が漂うこの世界で、どんぐりから世界樹へ――
そして、やがて迫る“世界の危機”に巻き込まれながらも、自分なりに生きる意味を探していく2ヶ月の物語。

これは、ちょっと他力本願でけっこう過酷?な、世界樹系どんぐり転生ファンタジー

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