第6話 サンタからの素敵な贈り物



♪♪♪♪♪♪



「あっ♪タクからだーー♪」



携帯の液晶には、

『タク』の二文字……




「タク?」














『メイか?

あのさーー?そっちに行くには、山手線に乗ればいいんだっけ?』




「モシモシ♪タク、今どこに居るの?

……だったらーー

『山手線』より『中央線』から乗り換えのが早いよ♪…うん待ってる♪早く来てねーー♪」




メイは、朝方4時までかかって作ったケーキを落とさないようにしながら、バッグから鏡を取り出し『とびっきりの笑顔』の練習を始めた。




そして30分後……






駅の雑踏の中から、白い息をはきながらこちらへ歩いてくるタクの姿が見えた。




メイは、とびっきりの笑顔でタクのもとへ走り寄った!











『タクーー♪

メリークリスマス♪』




FIN

◆『サンタの素敵な贈り物』を最後まで読んで下さって、本当にありがとうございました。 この作品は、カクヨムコン10に参加中の短編になります。よかったら、♥️ ☆ レビュー 作品フォローで応援して下さるととても嬉しいです。よろしくお願いします❗


夏目漱一郎

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【カクコン10短編】サンタからの素敵な贈り物 夏目 漱一郎 @minoru_3930

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