カクヨムコン10直前攻略～読者選考突破

読者選考突破を目指すには

　直前ですね。準備はできていますか？

　当ページは、下記内容を軽く読めるように簡易にまとめたものです。

https://kakuyomu.jp/works/16817330652646330174/episodes/16817330652647411496

(1)分析と傾向は？

(2)新作か旧作か？

(3)公開日は？

(4)更新ペースは？

(5)★を増やすには？

(6)応募規定違反とは？

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　私は異なる作品で第8回と第9回で読者選考を突破しています。共に主流路線から完全に外れた作品で、カクヨム主要読者層にマッチしていません。

　それでも読者選考だけは突破できています。その辺を記していきます。

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(1)分析と傾向は？

　過去のカクヨムコンに参加したことのある方は、応募部門を分析して、きちんと傾向を把握していると思います。

　今回が初めての方も心配せずとも大丈夫です。

　ここ数年、どのジャンルも好まれる傾向は変わっていません。カクヨムコンは読者選考必須のため、読み手の嗜好に大きく左右されてしまいます。

　カクヨムの中心層は18～34歳が60％を占めています。主にその層が読んでくれる作品であることが重要です。

　小難しい作品は好まれません。改行なしで文字びっしり、難読漢字や英語等の乱発、地の文ばかり、等々です。

　読者選考だけなら小難しくても突破できる場合もありますが、その先を目指すなら、避けるべきです。編集者もそういった視点で作品を探しています。

　今の潮流に沿ったものであるべきです。

(2)新作か旧作か？

　新作の方が断然有利です。

　旧作が駄目なわけではありませんが、読者選考は読者選考期間の★とフォロワー数で決まります。ということは、旧作では頭打ち、あるいは既に★を入れてくれた方からの新たな★が期待できません。

　★を削除して改めて入れ直す、という荒業も考えられますが、これはお勧めしません。意図的にこのような行為をすると、最悪垢BANの可能性もあります。

(3)公開日は？

　応募開始日の公開が望ましいです。もちろん固執する必要はありません。

　今回は11/29(金)正午応募開始です。この時間に予約設定している方も多いでしょう。一斉に作品が殺到するあまり、人気ジャンルによっては、埋もれてしまう可能性もあります。

　少し時間をずらしてみる。あるいは、二、三日置いてから公開する、でも良いかと思います。一月からの短期決戦というのもありです。

　上記(2)でも触れましたが、応募開始前の★とフォロワー数は一切考慮されません。読者選考は応募開始後の評価のみとなります。応募開始後、どれだけ★とフォロワー数を稼げるか、に懸かっています。

(4)更新ペースは？

　少なくとも12月中は最低でも毎日一話更新したいところです。土・日なら、二話、三話更新でも効果が出ると思います。

　スタートダッシュこそが大切です。

　最初の一週間、今回でいうと11/29(金)正午～12/5(木)24:00はランキング表示がありません。

　その代わりに、各ジャンル毎に応募作品がランダムでトップページに表示されます。ランキングが始まると、途端に★数勝負となるので、この一週間で新しい読者を獲得する絶好のチャンスなのです。

　更新が止まると、残念ながら読者は離れていきます。もちろん、作品そのものが面白くなかったら論外です。

　せっかく来てくれた読者を繋ぎ止めておくには、更新は必須です。

(5)★を増やすには？

　最も気になるのが★の数です。

　幾つかの旧作があって、それなりに★やフォロワー数が稼げているなら、あまり気にしなくても良いです。旧作からの読者がそのままコンテスト作品も読んでくれる可能性が高いからです。

　では、旧作があってもほとんど読まれていない＝★もフォロワー数も少ない、あるいは今回が初めての作品という場合はどうすればよいのか。

　断言すると、読まれたいなら読め、です。これは鉄則です。他の作品を読まずして、自分の作品だけ読んでもらおう、なんて虫が良すぎます。

　どの世界でもギブアンドテイクです。

　最初の★が入って二桁ぐらいまでは、自主企画内の読み合い企画を利用するのも手です。★は、大半の方が藁にも縋る思いで欲するものです。自主企画を効果的に使って、ある程度の★を稼ぐ手は有効です。

　ただし、自主企画には大きな欠点があります。自主企画参加者同士の★はランキング対象ということです。その一方でメリットもあります。

　★が入ることで、ランキング表示が始まると、翌日のトップページに掲出されます。トップページは5分更新で一日数回表示されます。うまくいけば新規読者を獲得できます。

　その意味でも上記(1)が大切なのです。基本的なことですが、タイトルとサブタイトルの工夫も必要です。

　自主企画は長く続けるものではありません。特に読み合い系は。いわゆる初速加速のためのもので、星が三桁近くになっているなら、自力で頑張りましょう。

　では、何をすればよいのか。

・SNSでの宣伝

　→基本的に自己拡散宣伝のみで、流入はほとんど期待できません。

・自主企画に参加していない方の作品を読みに行く

　→とにかく読むことです。感性が合えば、数話読んで、応援ハートと共にコメントを残してみましょう。コメントは、できる限り丁寧に書くことをおすすめします。書き手同士の繋がりもできます。

　基本的に書き手はコメントをもらえれば喜びます。それを読んだら、あなたの作品を読み返しに来てくれるかもしれません。必ず、という保証はありませんが、可能性は高くなります。

　そして、とても重要な★の重み付けです。

　コンテスト参加者と非参加者では、★の重みが違います。ちなみに、★は1つでも3つでも、それ自体に格差はありません。

　まずは第9回のものですが下記を参照してください。→今回のものが公式より発表されたので差し替えます。引用部分は変わりありません。

　https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon10_notes

----ここから引用

具体的にはランキングのスコアを算出する際に、同じコンテストに自身が参加している方のレビューよりも、参加していない方のより客観的な視点でのレビューを重視するような調整です。

----ここまで引用

　ということです。

　いかに読み専と呼ばれる方たち、あるいは書き手でもカクヨムコンに参加していない方から★をもらえるか。これに尽きます。ここが通常時と異なるカクヨムコンロジックです。

　これもまた(1)に繋がっていくのです。

(6)応募規定違反とは？

https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_contest_10/detail

・規定文字数に達していない

・応募ジャンルと作品が全くマッチしていない

・18禁要素が入っている

　等です。意外にしっかり確認していない人が多くて驚くほどです。しっかり読んでおきましょう。

　毎回、★はかなりあるにもかかわらず、文字数が足らない等であえなく落選するケースが多々あります。

　理想は応募開始までに10万文字以上のストックを蓄えておくことです。公開する前には必ず推敲しましょう。ストックできているなら、何度となく推敲していると思います。それでも、公開前には必ずした方がよいです。

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　上記に記した内容は、あくまで私の感じたままの私的意見です。こうやれば絶対に読者選考を突破する、という保証はありません。ご了承ください。

　頑張ってまずは読者選考突破を目指しましょう。

　聞きたいこと等があればコメント欄に記載してください。答えられる限りの範囲で回答いたします。