純愛と妖艶

鬼に食べられることを受け入れている儚い少女……なのかと思いきや、読み進めるうちに、ただの生贄の話ではないことに気づきました。

そこにあるのは、純粋な愛。
とても重くて一途な……。

むせ返るような禍々しい血の夜に、二人の愛だけが美しく存在する、ダークな世界観にゾクゾクしました。

とても素敵なお話です。

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