企画を終えて
企画1回目で募集した10作品の感想執筆が完了しました。
ご参加いただきました作者様、ご覧いただきました読者様、ありがとうございました。
○企画実施に際して
この手の企画は他にも何人かやられている方がいて、いつか自分でも開催したいと思っていました。
同様の企画に参加し感想をいただけたときはとてもうれしかったですしね。
なら、自分でも……と。
しかし、二の足を踏み続け、早数年。
なにしろ、大変なのは想像に難くない。
募集したからには途中で「やっぱりやめます」はできない。
そもそも一作品につきどれだけ時間と労力がかかるのか、見当もつかない。
本当に自分にこんな企画を運営できるのだろうか。
それでも、今回やってみたのは、最近たるんでいる自分自身に活を入れるためです。
皆さんの作品を読ませていただき、自分自身の創作意欲の糧にしたいなと。
その上で、普段読まない作品を(半強制的に)自分に読ませるならこの方法かなと。
もちろん、今回たまたま時間が空いたからというのもあります。
目標だった、金~日曜日の3日間で終わって良かったです。
終わらなかったら後が大変だっただろうなぁ……(遠い目)
○10作品読み終えての雑感。
思った以上に色々な作品が集まったなと。
自分でカクヨムを検索するだけでは、中々出会わなかったであろう作品にも出会えて楽しかったです。
学園コメディからホラー、不条理ギャグ、ダークファンタジーまで粒ぞろいでした。
どの作品も、作者様の「この作品が好きだ」という気持ちにあふれていました。
よい作品の定義は色々あろうかと思いますが、「作者が自作を好き」というのは大切な要素の一つだと思います。1番大切な要素かもしれません。
作品を評価する基準としては、文章力がどうこうとか、キャラクターがどうこうとか、世界観がどうこうとか、流行がどうこうとか、メディア化のしやすさがどうこうとか、ブクマや星の数がどうこうとか色々あるわけですけど、作者が作品を嫌いじゃどうにもならない。
胸を張って「自分が好きなお話はこれだ!」と読者に提示できるのがとても大切だと思います。
今回の10作品は、どれも作者様の「これが自分の好きなキャラ、好きな世界、好きなお話なんだ」という気持ちがビシビシ伝わってくる物ばかりでした。
それが何よりうれしかったです。
○企画第二回について
現在のところ未定です。
すごく楽しい企画ではあったのですが、同時にやはりめちゃくちゃ大変な企画でもあったので。
またやりたいなという気持ちと、もう疲れたという気持ちが自分の中で激しくせめぎ合っています。
やるとして、募集は同じようにするかも迷っています。
テンプレも少し変えるかも知れません。
タイトル、キャッチコピー、あらすじへの感想を個別に書くのは適当か。
1万文字という数字は適切だったか。
募集数は10作品でいいのか。
多少なりとも分野を絞ってもいいのではないか。
参加済の作者様にご遠慮いただくべきかどうか。
などなど2度目にむけて改善すべきポイントもありそうです。
そういったことも踏まえ、第二回に関しては現時点ではなにも決まっていません。
何も決まっていないので「完結済」にもしません
(2024/12/05 追記)
慎重に検討して、少なくとも同じ形で同じ企画をおこなうことはないなとはんだんしました。
よって、このエッセイは完結済にさせていただきます。
最後に。
今回ご参加いただきました作者様に再度御礼をもうしあげます。
ありがとうございました。
【自主企画】あなたの小説の”冒頭1万文字”の感想を書かせてくださいの感想置き場 ななくさ ゆう @nanakusa-yuuya
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