点と点が繋がっていく快感

世界観が独特です。パリが舞台ですが、魔法の霧がかかっているような空気感があります。
魔法を使うにあたり制約のある魔術師と非魔術師の群像劇で、キャラクター把握や話を追うのに慣れが必要かと思いますが、各話のキャラクターの心情の書き込みが上手く、読み進められました。
章が進んで、これを書いている時点の最新章では最初の霧がかかっている様に感じたこの世界や謎が死者(と便宜上書きますね)の視点により世界の構造と共に晴れていく感覚を味わっています。

続きを楽しみにしています。

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