主人公、夏織ちゃんの揺れ動く感情にとても共感しました。その思いは学生だからこそ強く湧き出るものであり、繊細でデリケートで、『私』がこうすると、『あの人』はどうなるか——、大切なグループであり友達だからこそ悩むものだと忘れていた何かを思い出した気がします。そして、その微妙な感情を綺麗に表現されております。読みやすくて感情移入もしやくて、とても素敵な作品でした。
女子の心情をすっと綺麗に切り抜きするの、上手すぎます...。好きなものや人へのちょうどいい距離感や、それを誰と共有するかとか、一人一人答えは違うんだろうけど。たまに悩みながらもバランスよく、全部を大切に愛して推している主人公。とっても魅力的で、誰もが絶対に応援したくなります!!
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