概要
気を遣いすぎてしまう、対人関係で失敗した経験がある貴方へ贈りたい物語
雨の日、傘もささず公園のベンチに座る子供が。見捨てられず、行きつけのカフェを頼り世話を焼くが、聞くとまさかの16歳。年齢を見誤りいらぬ世話だった気もするが、まあいいかと流す主人公なおや。しかし、再び関わる機会がうまれ、なおやには気持ちの変化が……。陰な2人と友人達の日常の物語。
少しずつ変化していく二人の関係性を、見守っていただけると嬉しいです。
少しずつ変化していく二人の関係性を、見守っていただけると嬉しいです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!想いを言葉にするためにかかる時間の愛おしさを余白に乗せる
誰かに自分の気持ちを伝えることの難しさと、想いを感情として発露させるまでにかかる時間を、丁寧な描写と読み心地の良さを加速させる優れた文間を用いることで、ドラマチックに表現されており、ひとつずつの場面の中で登場人物たちが抱える思惑や心情が直に伝わってくる。
少し歪で不安定で、どこかを突けば壊れてしまうかのようにみえる彼らの関係性と、一様にはまとめることのできないそれぞれの不器用さは、鮮烈かつ等身大な人物像を象るための手助けになっているように思える。
これらの要素を強固な土台とし繰り広げられる人間模様には、読み手の心を引き付け世界観に閉じ込めるだけの確かな力があり、場面ごとに漂う空気感すら想像…続きを読む