夢と現の狭間で、三つの真実が交錯する淡く儚い恋の話
- ★★★ Excellent!!!
夢だけしらない、夢かもしれない、夢だとしりたい。
全3話構成からなる、この作品の各話タイトルです。語感は似ているのですが、一つ一つ意味が違い、この作品で大きな意味を持っています。
夢を覚えてない男、夢を現実だと思う女、夢が消えずにいることを願う女。
それぞれの視点で語られる物語は、あなたを非現実へと誘います。
夢と現の狭間で、三つの真実が交錯する時、やがて一つの事実がおぼろげに浮かび上がります。それは淡く儚い恋の話。
作者の繊細な感性が光る素晴らしい作品だと思います。