その感情を教えてくれたのはあなただった

天才すぎるがゆえに孤独で、心を閉ざして魔王となっていた前世。しかしそれを救ってくれた者がいた。
その記憶を持つアリアが、前世の自分と同じように心を閉ざしていたエルフを助け、愛という感情を口にできたとき、もう孤独とは無縁なのだとほっとしました。
終盤では前世のアリアを助けてくれた剣聖の心情も綴られ、愛という感情で全てが繋がっていたことに気づいて心が温かくなります。

大切な人に「ありがとう」を伝えたくなる物語、ぜひお読みください。