2-2 リジェルとモニカ、あとヘイエルも
「リジェ、おまえはどう
「なんのこと?」
「
「ほうさく?」
「ああ」
「……
「何をいっている?」
リジェルは
モニカと
「リジェ、聞いてるのか?」
「聞いてるよん」
「だったら……」
「
「おいおい」
「
すげない妹に、ヘイエルの
「おまえが
「そ。わたしは
「そうだったな、すまん」
「
「それでなければ、おまえは神の言葉を
「それを
リジェルはヘイエルを
「そうだ、その
リジェルはまだヘイエルのほうを見ない。
「
「そこまで
「兄さまが
「厄介って、おまえ、国のことを」
「てか、わたしを厄介と思っている
「それは……」
「だから、わたしは政治からは
リジェルはモニカを
「つ・ま・り」
「ちゅまりぃ」
「
「まりゅなげ~」
リジェルはモニカとほっぺをあわせ、
さすがにヘイエルは
「といってもさ、それはあくまで
「わけぇ!」
「ねえぇ」
「ここには
「モニカと、にいたまと、ねえたまだけでつ!」
「そそ。
「にいたま、わらってほしいのでつ!」
「しかめっ
「むづかしいおかおしてるとハゲるのでつ!」
「お、モニカもいうねえ?
「ねえたまでつ!」
「わたしかあ」
どこまで
ヘイエルの顔もやっと
「にいたま、だっこ、だっこ!」
「うぅん? ああ」
リジェルから
「リジェ、モニカ、ありがとう」
「なんで、ありがとうでつか?」
モニカの
「兄さまはねえ、けっきょく妹が、わたしたちがかわいくて
「そ……!」
「
兄はやはり、妹にはかなわないのである。
「じゃ、モニカ、あっちで
「なんで! モニカ、じゃまものにするでつか!」
「じっさい、
「いじわるねえたま、きらいでつ!」
「あらぁ、
「プンプン! なのでつ!」
「
「キャハハハ! くすぐったって、ごまかされないのでつ!」
「ま、いいじゃん。あとから兄さまが
「ほんとでつか!」
「やくそく、やくそくぅ」
「やったぁ! じゃあ、ケルスと絵本よんでるでつ! いい
ヘイエルがモニカをおろせば、テテテと、モニカはおとなしくケルスが
「兄さま、向こうでお話ししましょうか」
バルコニーに
テーブルの
向かいにヘイエルも腰掛けた。
リジェルはすらりと
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モニカとおともだち、なかよくできるかな? ~幼女は今日も元気です! 千年戦争終結に大人は右往左往も、溺愛されて変わらず暴走、爆走! 果ては逃走!?~ 歩 @t-Arigatou
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