第2話 プライベートルーム
2-1 リジェルとヘイエル、あとモニカも
モニカは
「兄さま、モニカ、こちらへ」
リジェルが
リジェルが
シャム
ニコリと
「な・に・が、おかしいのかしら? に・い・さまぁ~!」
兄は妹に
「な、何を
「とぼけないでくださるかしらぁ?」
「こわい、こわい。その
「あぁら、ごめんあそばせ。でも、だぁれが
「分かった、分かったから、それはやめてくれ。
「フッ……」
「
猫を
「まあったく。
「いや、な。
「けどもナンもないわけ! ダメ、イヤ、じゃあしょうがないなあ、って、デレデレ兄バカさらしてどうすんの!
「
「いつものことだからでしょ!」
「ハハハ……」
「
兄には
「わたしの見せ
「なんだ? やはりおまえ、タイミングを
「よくご
「いつものリジェの
「ゆうて、
「なぜ?」
「閣議が
「むぅ……」
「まじめすぎんのよ、兄さまは」
「そうはいうがな……」
「なに? わたしにまで
「ねえたま、ねえたま!」
ヘイエルがそれでも
「なあに、モニカ?」
「にいたまをおこらないでほしいのでつ!」
「怒っているわけじゃないのよぅ?
「おなじでつ!」
「と・こ・ろでぇ」
「なんでつか?」
「
「だれでつか?」
そよ
「あんたねえ……」
「モニカ、おてつだいでつ! モニカにもできることはあるので!」
「それはあの
「うぅ……。でもでも、モニカのおかげでおやすみになったのでつ!」
「それはねえ、
「わかんないでつ!」
「お
リジェル、ガッとモニカを
モニカのやわやわほっぺを!
ムニムニ!
ぷにぷにぃ!!
「キャハッハハハ」
「
「ねえたま、ねえたま、もっと、もっと!」
「まったくもう、何が
「キャハハハ」
「こらこら、リジェ! かわいい妹をいじめるんじゃない」
ほっとかれていじけているのは兄ヘイエルである。
こちらは
ニコッと、リジェル、また怖い
「ひぃたい、ひぃたい……。はにをひゅる……」
「かわいい妹はもう
モニカにするのとは
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