児童書ならではのテンポと言葉選び

まさに、「児童文学」であるという一言に尽きる。

優しくて浸透しやすい、なおかつ綺麗でわかりやすい言葉が詰め込まれています。

読み進めていくと、言葉の切れや話の進みも絶妙でサラサラと流れるように物語が入ってきます。

綺麗な表現の作品がガラス細工のようである、というならばこちらはまるでびいどろのようです。

派手な装飾や切り口では無いけれど、柔らかくて美しい。

一朝一夕には身につかない表現だと思います。

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