純愛が駆け抜けていく

勇者と魔王の娘、禁断の恋。

といっても力関係は圧倒的に魔王側が強く、半強制的に結ばれる2人。

打算的な思考も含みながら時は流れ、少しずつお互いを理解していく。

約1万文字に2人の濃密な純愛が描かれています。

人と魔族であっても、感情のある生き物という点では同じ。

難解な表現もなく、圧倒的強者の魔王の娘に周囲が翻弄される面白さがストレートに入ってきてスルスルと読み進めてしまいました。