秋に鳴らす鍵盤

　「僕」の自宅の天分楽器店の前に、ストリートピアノを置くことになった。そのピアノは、もともと「僕」の家の二階にあったピアノ教室のものだった。そこの亡くなったピアノの先生の娘・奏さんが、ストリートピアノのお披露目会に演奏すると申し出てくれたのだが、彼女は少し前にピアノを辞めていて……。

　私が主催している自主企画「同題異話・十月号　秋に鳴らす鍵盤」への参加作品です。
　以下の作品の続編ですが、こちらの単体でも読めます。
　「いつまでも輝く母へ」
　→https://kakuyomu.jp/works/16818093077290855819
　よろしくお願いします。