概要
1916年の沖縄は本当に基地の無い平和な島か?
2016年、那覇市では連続失踪事件が相次いでおり、市内にある観光名所「福州園」に家族と共に訪れていた高校生の兼村未来(かねむらみく)は同じ場所にいた大学生の知花蓮(ちばなれん)と共に100年前の松尾山(まちゅーやま)と呼ばれる当時の那覇区の久米と若狭の間にある小高い丘にタイムスリップしてしまう。そこで赤瓦の家を見つけ、2人はその家に入る事になる。
赤瓦の家には2人の男女と1体のヒトガタロボットがおり、1人は未来の叔母婿である金城拓也(きんじょうたくや)であり、もう1人は自称タイムマシンの免許を持っているという宗像沙夜(むなかたさや)、そしてヒトガタロボットのψ(プサイ)だった。
彼らによると、自分達も同じ2016年から来た人間であり、「TRP財団」と呼ばれる過去の調査やタイムスリップ