概要
愛を知る為に絶望があると言うなら、貴方に出会う為の試練だった。
ずっと独りだと思ってた。
誰にも気付かれず、
誰にも必要とされず、
…………孤独に生きていくんだと…。
そう覚悟していたの。
寂しいと、
悲しいとも誰にも言えず膝を抱える。
そうすれば、
見たくない物に蓋を出来るから…。
そっと、目の前に差し出される手に顔を上げれば、
優しい温もりが包み込む。
あなたが私を見つけてくれて、一変した世界。
その瞬間、
きらきらと全てが輝きだした。
こんなにも幸せで、
誰かに愛される喜びを、きっと一生忘れない。
あなたと出会った事が必然。
あなたを愛したのは運命。
―――そう、思っても良いでしょう?
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?