秋に鳴らす鍵盤　～『短歌の秋』投稿作品～

辛いと思ったり、心が壊れそうな時に、この短歌を読んでください。

気持ちがスッキリしたり、穏やかになって前を向くことができると思います。

作者様の素敵なエールを受け取ってください！

どこか光に包まれるような
輝く風に吹かれるような

眠る前に読めば
心地よく眠れるような
そんな歌たちが迎えてくれる
そんな作品たちです

とにかく情景が美しい。どの歌も本当に美しい。でもそれだけじゃないんです。決して強い光でない、淡い優しい光が心に沁み込み、揺さぶるんです。
こんな表現憧れずにはいられません。
心に栄養ありがとうございました。

短歌の秋、今回のテーマである「光」、これは様々な解釈やシーンを連想させます。僕はきっと小さな「きっかけ」を切り取る感じかなって思いました。

こちらの作品、まず印象を形作ったのは「雲間」です。テーマと対応する陰のイメージ。でも重く陰鬱ではないです。それは続く「星星」の美しさにに気が付く「きっかけ」です。希望を見出す始まりの「雲間」。情景と歌に「命」を宿す大切な印象を生み出しています。そして星々を「星星」と表現する事で、下句の希望を簡略化せずに大切に想う心も感じ取れます、とても素敵だと思いました。

遥か天空に輝く「星星」、それを見出し呼びかけをする構造は、自らを鼓舞する力強さを感じさせ、美し…続きを読む