（1）センター試験の思い出
（2）小説を書くこと
（3）試験問題作成の心得

3はまあ外していい。
だが1と2は、はたしてどっちだろう。
この問題に割ける時間はおよそ5分。でないと他のが疎かになるし、見直す時間もなくなる。
メインタイトルは2だが、本文の表題は1。
実に悩ましい。

両者を繋ぐ「出題された、涙なしには読めない小説」というのが鍵になると見た。これを肯定するか否定するかで答えが決まる。そんな気がする。

マジかよwww
まさかのポリシー攻撃
ズルいだろwww

そんなことを考えてるうちに5分たった。


しゃあない。
鉛筆転がすか。

この物語りを、読むと、私も、いつも「夢」の中で、色々な試験の夢を見ます。

勿論、私は、センター試験を、受けていませんが、この話は頷ける！

今日の朝も、「何かの試験」に追われる夢を見て、冬なのに寝汗をかくと言う恐怖。

特に、高校時代、勉強して来なかった「数学」の問題に、いつも、悩まされます。

この作者先生は、更に突っ込んで、センター試験の中の問題について、

読者や、このセンター試験を受ける受験生への心を、共感を込めて書いておられます。

皆さん、かっての、受験生時代を、思い起こしてみて下さい。

もし、あなたが今、人生の岐路に立たされて、「ここで失敗したら後がない！」と言う時に、泣かせるような問題が出てきたらどうしますか？

効率的に、無駄なく、最短で行える道の前に、
心を揺さぶって、目に焼き付いて、ずっと頭にリフレインするようなものが現れたら。

それに出会ってしまったので、私は今書いているのでしょう。
「こんな風に揺さぶるものを書いてみたい」と思わされてしまったので。

テストというものから距離をおいてかなりの年数が経つ。
学生の頃は現代文のテストで評論や随筆よりも物語が好きだった。
何故ならテストという緊張の中にも物語を読む愉しみがあったからである。

そんな試験における小説について触れたエッセイ、懐かしくも新たな発見に読み終えてとても心豊かになった気がしました。
今テストと距離感の近い方にも、私のように久しく離れてしまった方にも、おすすめできる作品です。