短いけれど、闇と優しさが交錯する深み

これ、男性からすると割合ショッキングなお話です。
投げ出す愛情も、受け取る愛情も、確かな質感を持っているのに、彼女の心はどうしようもなく闇に惹かれている。

好きな人を救えないって、男の最大の絶望の一つですものね……
安易な答えが示されていないラストに、何故か不思議な爽やかさを感じました。

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愛の形

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