折れない心へエールを送る優しい物語

リアルな青春物と思って読み始めたら、途中でグッとファンタジー要素が飛び込んできて驚きました。
そして、二人の若者の最後に交わる心の触れ合いが瑞々しく、リアル!

要するに、リアルとファンタジーが高いレベルで共存している物語なのですね。
読後感の「優しさ」も心地よかったです。

挫折に負けない気持ちの応援歌としても、広くお勧めしたいと思います。